「博多織」と聞いて、多くの方が思い浮かべるのは着物の帯ではないでしょうか。
約31cm幅の絹織物として、780年以上の歴史を受け継ぎ、日本の伝統文化を支えてきた博多織。その美しい意匠や締め心地は、多くの着物ファンに愛され続けています。
しかし筑前織物では、博多織の可能性は帯だけではないと考えています。
「帯」から「テキスタイル」へ
私たちが目指しているのは、博多織を帯としてだけではなく、テキスタイルとして新たな価値を生み出すことです。
織物としての素材感や立体感、美しい色彩、そして伝統文様には、空間や暮らしを彩る力があります。
その可能性を広げることで、博多織はアート作品やインテリア、店舗装飾、ホテルや商業施設の空間演出、インテリアファブリックなど、これまでとは異なる分野へ活用の場を広げています。
「着るもの」から「魅せるもの」「空間を彩るもの」へ。
テキスタイルという視点は、博多織に新たな可能性をもたらしています。

アップサイクルという新しい挑戦
もう一つ、筑前織物が大切にしているのがアップサイクルという考え方です。
織物を製作する過程では、どうしても帯にならないハギレや残糸が生まれます。
これらは従来であれば活用が難しい素材でしたが、私たちは「捨てる」のではなく、「新しい価値を生み出す素材」として捉えています。
アップサイクルとは、単なるリサイクルやリメイクとは異なり、本来廃棄されるものに新たな価値を加え、より魅力的な製品へと生まれ変わらせる取り組みです。
博多織ならではの美しい織柄や質感を活かすことで、小物やアート作品、装飾品など、さまざまな形へと新しい命を吹き込んでいます。

異業種との出会いが、新しい価値を生み出す
新しい可能性は、織元だけでは生まれません。
建築、インテリア、ホテル、デザイン、アート、地域活性化など、異なる分野の方々との対話やコラボレーションから、多くのアイデアが生まれています。
「こんな使い方ができるのではないか。」
「博多織をこの空間に取り入れられないか。」
そんな一つひとつの出会いが、新しいHAKATAORIテキスタイルの可能性につながっています。
伝統工芸だからこそ、固定概念にとらわれず、新たな価値を創造していくことが大切だと私たちは考えています。

HAKATAORIテキスタイルの可能性を一緒に
筑前織物では、帯づくりで培ってきた技術や品質を活かしながら、テキスタイルとしての博多織の可能性を追求しています。
オリジナルデザインの制作、空間装飾、アートワーク、企業とのコラボレーション、アップサイクルプロジェクトなど、さまざまなご相談に対応しております。
「博多織を帯以外の形で活用したい。」
「伝統工芸を新しいプロジェクトに取り入れたい。」
「アップサイクルを通じて新たな価値を創造したい。」
そのようなアイデアをお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
筑前織物は、HAKATAORIテキスタイルを通じて、伝統工芸の新しい未来を皆さまとともに創り続けていきます。
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