人間国宝 小川規三郎 イマジンワンワールド カナダ帯発表 – 博多織の帯・着物「伝統と革新をお届けする」:筑前織物
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人間国宝 小川規三郎 イマジンワンワールド カナダ帯発表

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人間国宝 小川規三郎
カナダ帯発表 ~ イマジンワンワールド ~
 
福岡アジアコレクション(Faco)のオープニングアクトにて、
筑前織物グループもフィリピン帯で参加した「イマジンワンワールド」の最新作の発表が行われました。
 
博多織の唯一の人間国宝である小川規三郎先生が製作を担当された「カナダ」帯の発表です。
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この「カナダ」の製作にあたり、ほんのすこしではありますが,
筑前織物グループもお手伝いさせていただきました。
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このカナダ帯のコンセプトは、国旗だそうです。
 
1965年に制定されたカナダ国旗。両側の赤い帯は太平洋と大西洋。
中央のメイプルリーフがカナダを象徴。
 
葉の先端の尖った部分と枝を合わせた12の数は、国を構成する10州と2準州を表しています。
 
その12の数を、博多織の代表的な柄である献上柄(華皿 独鈷)、縞(親子縞、孝行縞)、そして間道(ストライプ)にて表現。
 
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カナダの象徴でもある大自然をストライプの色で表現し、
緑から赤へ染まる季節感を表現。
 
また、博多織の特徴でもある経糸の表現で、
整経ぼかしを使い、カナダのナイアガラの滝、オーロラのカーテンを表現だそうです。
 
裏側は、博多らしい献上柄になっています。
リバーシブルでも使えそうなデザインです。
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イマジンワンワールドの代表高倉 慶応さまのコメントになりますが、
 
まず、普段の博多織は、名古屋帯がほとんどです。
今回は振袖に合わせる袋帯ですから、表地と裏地が必要です。
それに、長さも普段より随分長く織らなくてはなりません。
先生は、わざわざ両面にそれぞれの意味と思いを込めて織って下さいました。
この両面を耳かがりしてお仕立てして
一本の袋帯が出来るわけですから、なんという贅沢な作品でしょう!?
風合いといい、打ち込みの具合といい
写真では伝わらない質感が本当に見事です!
私たちにはわからない人間国宝がゆえのプレッシャーがおありになったことでしょうが、
この道一筋に精進された小川先生に改めて脱帽です。
製作に深く関わってくださった
筑前織物の丸本 修司さんに心から感謝します。
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筑前織物のこともすこし触れていただいております。
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博多織を代表する人間国宝小川規三郎先生による、
新たな挑戦、イマジンワンワールドカナダ帯。
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「伝統と革新」新たな挑戦をご覧くださいませ。
 

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