沖縄へ行った際、ホテルの中で思わず足を止めたものがありました。
沖縄の織物を使った、立体的なオブジェです。
壁に飾るだけではなく、織物そのものを立体的に使い、空間の中にアートのように存在していました。
「こんな使い方があるんだ。」
単純ですが、すごく面白い。
そして、見ているうちに頭の中では自然と博多織に置き換えて考えていました。

博多織だったら、どうなるだろう?
筑前織物でもこれまで、ホテルやマンション、企業の応接室などで、博多織を使った空間装飾に取り組んできました。
帯として楽しむだけではなく、インテリアとして博多織を使う。
これも、私たちが続けている新しい挑戦の一つです。
でも今回見つけたアイデアは、これまでとは少し違いました。
織物を飾るのではなく、織物で立体的なものをつくる。
これは、今まで考えたことがなかった視点です。
ホテルのエントランスにあったら?
マンションのロビーだったら?
会社の応接室だったら?
考え始めると、いろいろなアイデアが浮かんできます。
もちろん、そのまま同じものをつくるのではありません。
沖縄で見つけた「面白い!」をヒントに、博多織らしくブラッシュアップしていく。
博多織の織の表情や色、そしてデザインを活かせば、きっとまた違ったものができるはずです。
アイデアは、意外な場所にある。
仕事のアイデアは、机の上で考えているだけではなかなか生まれません。
旅先のホテル。
街を歩いているとき。
お店のインテリア。
何気なく見たものの中に、「これ、博多織でできないかな?」と思うヒントがあります。
今回の沖縄旅行も、そんな発見の一つでした。
まだ具体的な形は決まっていません。
でも、この「なんだか面白そう」という気持ちが、新しいものづくりのスタートなのかもしれません。
沖縄で見つけたアイデアを、今度は筑前織物らしく。
博多織で、ちょっと面白いものをつくってみたいと思います。
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