【視察レポート】
博多織の老舗「筑前織物」様へ。
伝統工芸×ITで挑むピッチコンテストと自社事業のご紹介
文:合同会社Local Bridge 代表 滝本 颯真
こんにちは。合同会社Local Bridge代表の滝本颯真です。
私たちは今、8月9日(日)に開催される福岡青年会議所主催の「新規事業プラン ピッチコンテスト」に向けて準備を進めています。
今回、私たちは日本有数の博多織メーカーである「筑前織物」様とタッグを組むことになりました。先日、そのモノづくりの拠点である「周船寺工場」へ視察に行ってきましたので、本日はそのレポートと、私たちの事業について少しお話しさせてください。

圧倒的なスケールと職人技が交差する「周船寺工場」
筑前織物様は、博多織の最高賞である「内閣総理大臣賞」を11年連続で受賞されている、まさに日本を代表するメーカーです。
工場に入ってまず驚いたのは、その圧倒的なスケールと熱気でした。伝統工芸というと「静かな手作業」をイメージしがちですが、現場には約30台の大型織機が並び、フル稼働するダイナミックな空間が広がっていました。
一つの織機には約8,000本もの絹糸がセットされ、猛スピードで美しい柄が織り上げられていきます。機械の力強さと、糸の微細な変化を見逃さずに手作業で調整を行う職人さんの繊細な技術。この二つが高いレベルで融合しているからこそ、最高品質の生地が安定して生まれるのだと肌で感じました。

博多織×ITで「次世代の都市インフラ」をつくる
今回のピッチコンテストでは、この極めて丈夫でしなやかな博多織を「最高峰の機能素材」として捉え、私たちのIT技術と掛け合わせます。
現在の観光地では、スマホの画面ばかりを見てしまい、街の魅力を100%味わいきれないという課題があります。そこで、博多織の生地にNFCなどの通信技術を組み込んだウェアラブルデバイスを作り、観光客が「スマホを見ずに街歩きを楽しめる」仕組みを提案します。手首をかざすだけでチェックインができるような、次世代の観光インフラを目指すプロジェクトです。

デジタル周遊を裏側で支える『ろかとらべる。』
こうしたデジタルでの周遊施策を裏側で支えるのが、弊社の主力プロダクトである観光DXプラットフォーム『ろかとらべる。』です。私たちは「点」で終わってしまいがちな観光を「線」の周遊へと変え、施策の効果をデータで見える化することを得意としています。
『ろかとらべる。』の主な特徴
- AIが旅をサポート: AIコンシェルジュ「しおり」が、旅行者の好みに合わせて破綻しない旅程を自動提案し、計画疲れを防ぎます。
- 安価にデジタル周遊を実現: 自治体情報やYouTuberのおすすめスポットをまとめたマップと、スタンプラリー機能をシームレスに提供します。
- お土産レコメンド機能: ユーザーにぴったりなお土産を提案し、買える場所をマップ上にピンで表示する「ろかぎふと。」機能を備えています。
- 効果の見える化: 旅行者の動態ログや人流をダッシュボードで可視化し、自治体様や事業者様の施策の費用対効果(ROI)を明確にします。
おかげさまで、今年5月のSNS告知では3日目で15万インプレッションを記録しました。今後は、9月26日に北九州市で行われる大学生向けツアー「KitaQ CONNECT TOUR」や、11月から和歌山県白浜町で開催予定のスタンプラリーなど、各地での導入や実証実験が決定しています。

8月9日の本番に向けて
筑前織物様の確かなモノづくりの技術と、私たちの『ろかとらべる。』が持つデータ解析の仕組みを掛け合わせれば、福岡から面白いムーブメントを起こせると確信しています。
8月9日のピッチコンテスト本番では、事業の全貌をお伝えし、全力で優勝を狙いにいきます。ぜひ応援をよろしくお願いいたします!

【ピッチコンテスト関連情報】
- イベント名: 第一創業×第二創業 新規事業プラン ピッチコンテスト
- 日時: 2026年8月9日(日)13:00〜18:00
- 会場: 明治安田ホール福岡(オンライン配信あり)
- 主催: 一般社団法人福岡青年会議所
「ちくぜん見聞録」
筑前織物の工場見学にお越しいただいた皆様や、新しいビジネスを通じてご縁をいただいた方々に、体験談やコラムを寄稿していただいています。
工場見学で感じた博多織の魅力や職人の技、ものづくりへの想い。そして、それぞれの分野で活躍される皆様の事業や取り組みをご紹介することで、新たな発見や学び、そして思いがけないつながりが生まれる場になればと考えています。
伝統工芸とさまざまな業界、人と人を結ぶ「見聞録」。
ここでしか読めないリアルな声を通して、博多織の新しい可能性をぜひ感じてください。
代表 滝本 颯真氏 工場見学の様子




滝本 颯真様へ
この度は、筑前織物周船寺工場にお越しいただきありがとうございました。
少しでも、博多織の魅力や素晴らしさがお伝えできていたら幸いです。また、ピッチプランコンテストまで残りわずかとなりましたが、「博多織×ITで「次世代の都市インフラ」をつくる」構想を成功させましょう!
◼︎福岡青年会議所:ピッチプランコンテストについては、こちらへ
◼︎ローカルブリッジ「「ろかシリーズ」は、こちらへ




