イマジンワンワールド kimonoプロジェクト「スウェーデン」帯 (株)西部技研にて(2017.08.02)
筑前織物が参加しているイマジンワンワールドkimonoプロジェクト。
オリンピックに参加する国をイメージした帯 着物を制作するだけでなく、
作り手の新たなチャレンジの場、そして後継者育成、社会貢献など、幅広い意味合いを持ったこのプロジェクト。
この度、スウェーデンという国を担当させていただくことなり、
スポンサー様である(株)西部技研様、そして在福岡スウェーデン名誉領事である隈 扶三郎名誉領事(西部技研社長)に完成のお披露目ができました。
イマジンワンワールド代表理事 高倉氏のFacebookより引用
スウェーデンのKIMONOと帯が完成し在福岡スウェーデン名誉領事に完成のご報告に伺いました。
その、あまりの美しさに隈 扶三郎名誉領事はじめ、
スポンサー企業である西部技研の皆様も、心の底から喜んでくださいました。
制作に関わってくださった、村山由香里社長始め多くの女性からなるチームスウェーデンの皆さん。
スポンサーに対して積極的に隈社長を説得してくださった名誉領事秘書の藤川由巳さま、
そして、制作してくださった京都の松田徳通先生、帯を制作してくださった博多織の筑前織物丸本 修司さん、博多織伝統工芸士の上石先生(筑前織物グループ)。スウェーデンからの留学生で沢山の情報を下さっJohanna Olsson、Lina Södergrenさん。本当にありがとうございました!これからKIMONOを仕立てて今月の後半には、スウェーデンまで作品は移動して、由緒正しきスウェーデンの御城の中に展示され多くのスウェーデンの皆様にお披露目されますよ!
こんなに名誉なことはありません!
僕はいけなくて本当に残念です!
スウェーデンの美しい自然と文化が
日本の伝統のKIMONOへ
またひとつレガシーが生まれました!
多くの皆様のご支援とご協力の元、最高の本場筑前博多織のスウェーデン帯が完成致しました。
この博多織のスウェーデン帯は、博多織らしい平地の組織を使い、経糸だけで色、柄を表現しています。今回も経糸本数は1万本前後使用。
今回新たな試みとして、専門的になりますが柄を出す経糸を2色で割り、色の三原色の使用することによって、割った2色が混じり合うことによって、第3色目を表現しています。
このことによって色の表現色を増やし、今までの博多織の色数制限を超えた作品となっています。
ぜひイマジンワンワールドとして、キモノサローネでkimonoショーを毎年開催していますので、
機会がありましたらぜひご覧くださいませ。
最新情報は、「イマジンワンワールドkimonoプロジェクト HP」へ