筑前織物が歩んできた、博多織を伝えるさまざまな活動と出会い
筑前織物では、博多織を「つくる」だけではなく、その魅力やものづくりへの思いを、より多くの方に知っていただくため、さまざまな発信や新しい取り組みに挑戦しています。
これまで、トレンド情報を扱うWEBメディアから、福岡の地域メディア、海外の情報サイト、クラウドファンディングまで、さまざまな場所で筑前織物の活動をご紹介いただきました。
博多織という伝統工芸が、現代の暮らしや新しい文化とどのようにつながっているのか。
今回は、これまでの活動を振り返りながら、筑前織物が大切にしている「伝統と革新」についてご紹介します。

「筑前ぎゃらりい」のリニューアルから広がった発信
筑前織物では、博多織をもっと身近に感じていただける場所として、ショールーム「筑前ぎゃらりい」を展開しています。
博多織の帯や着物だけではなく、博多織の生地を使ったバッグ、名刺入れ、財布、袱紗、テーブルセンターなど、日常の中で楽しめるアイテムも取り揃えています。
オンラインでも博多織の魅力を知っていただけるよう、「筑前ぎゃらりい」のWEBサイトをリニューアル。
こうした取り組みやファミリーSALEの情報を、トレンドに敏感な生活者へ向けてファッション、ビューティー、ライフスタイル、モノなどの最新情報を発信する「STRAIGHT PRESS(ストレートプレス)」にも掲載していただきました。
伝統工芸というと、どこか特別なものに感じられるかもしれません。
しかし、実際には毎日の暮らしの中に取り入れられるものもたくさんあります。
「博多織をもっと身近に」。
筑前ぎゃらりいは、そんな思いを形にした場所の一つです。

海外から見た筑前織物
筑前織物の活動は、福岡だけにとどまりません。
イタリアの情報サイト「Storie di chi」でも、筑前織物をご紹介いただきました。
「Storie di chi」は、イタリアの卓越した価値を伝えるデジタル・コミュニケーションを通じて、職人としての情熱を原動力に、伝統を継承し、土地を守り続ける中小企業や小規模生産者たちの物語を届けています。
日本とイタリア。
国も文化も異なりますが、地域に根付き、職人の技術と情熱によってものづくりを続けているという点には、共通するものがあります。
福岡・博多で受け継がれてきた博多織が、海外からも注目されることは、私たちにとって大きな励みとなっています。

博多人形と博多織。異なる伝統工芸との出会い
伝統工芸は、昔と同じものを守り続けるだけではありません。
筑前織物では、博多人形とのコラボレーションにも取り組みました。
博多人形と博多織。
どちらも福岡・博多を代表する伝統工芸ですが、異なる分野の職人やものづくりが出会うことで、新しい価値が生まれます。
その一つが、クラウドファンディング「Makuake」で発表した博多人形と博多織のコラボレーションです。
伝統的な技術を生かしながら、現代の生活や文化に取り入れられる形を考える。
これは、伝統を「保存する」だけではなく、「今の時代に生かす」という筑前織物のものづくりに対する考え方にもつながっています。

福岡の街とともに
地元福岡の情報を発信する「ファンファン福岡」にも、筑前織物の活動をご紹介いただきました。
ファンファン福岡は、福岡・博多・天神を中心に、街ネタやグルメ、コラム、イベントなど、地域の旬の情報を発信する街メディアです。
博多織は、産地の中だけで完結するものではありません。
福岡の街で暮らす人、訪れる人、企業、クリエイターなど、さまざまな人との出会いによって、新しい使い方や楽しみ方が生まれていきます。
地域のメディアを通じて筑前織物の活動を知っていただくことも、博多織を次の世代へつないでいく大切なきっかけの一つです。
新しい時代に合わせた博多織の可能性
筑前織物では、これまでの着物や帯という枠だけにとらわれず、ファッション、デザイン、アート、ポップカルチャーなど、さまざまな分野との接点をつくってきました。
福岡県が運営するポップカルチャー・多言語WEBサイトとの取り組みや、クリエイターとのコラボレーションによる博多織マスクなども、その一例です。
博多織の技術を、どのように現代の暮らしへ届けるのか。
その答えを探すことも、伝統産業を未来へつなぐための大切な仕事だと考えています。
筑前織物を知っていただく、もう一つの入口
筑前織物については、博多織の製造や商品だけでなく、企業としての情報を紹介するさまざまなWEBサービスにも掲載されています。
企業情報を検索できる「FUMA」や「Elegela」、「エキテン」、「compalyze」、「バフェット・コード」、「Baseconnect」などでも、筑前織物の企業情報を目にする機会があります。
こうした情報サイトは、博多織に興味を持っていただいた方だけでなく、企業として筑前織物を知っていただく入口にもなっています。
華やかな商品や職人の技術だけではなく、1949年の創業以来、博多織の産地とともに歩んできた企業としての姿も、少しずつ知っていただければと思っています。
「つくる」から「伝える」へ
筑前織物は、1949年の創業以来、博多織の製造・卸を手掛けてきました。
自社で意匠を考え、製織し、商品として届ける。
ものづくりを大切にしてきたからこそ、私たちは「つくること」と同じくらい、「伝えること」も大切だと考えています。
WEBメディアで紹介されること。
海外から注目していただくこと。
異なる伝統工芸とコラボレーションすること。
福岡の地域メディアを通して、地元の方々に知っていただくこと。
そして、企業情報を通じて、これまで博多織に接点がなかった方に筑前織物という会社を知っていただくこと。
一つひとつは小さな出会いかもしれません。
しかし、その積み重ねが、博多織を未来へつなぐ力になると私たちは考えています。
・南日本新聞デジタル記事は、こちらへ
・ファッショントレンド記事は、こちらへ
・職人.comは、こちらへ
・アジアンビートは、こちらへ
*記事が表示されない場合は、サイト内検索にて「筑前織物」にて検索してください
博多織を、次の時代へ
伝統を守るために、変わらないことだけを選ぶのではなく、時代に合わせて新しい出会いや価値をつくっていく。
それが、筑前織物が考える「伝統と革新」です。
帯や着物という伝統的なものづくりから、博多織小物、異業種とのコラボレーション、WEBでの情報発信、そして海外への発信まで。
さまざまな場所で生まれる新しい出会いを大切にしながら、これからも博多織の魅力を伝えていきます。
博多織をつくる。 博多織を伝える。 そして、博多織の未来をつくる。
筑前織物はこれからも、博多織の新しい可能性に挑戦していきます。
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