博多織の原点を感じる一本。平地八寸名古屋帯の魅力
博多織と聞いて、多くの方が思い浮かべるのが「献上柄」。
凛とした縞の美しさと、締め心地の良さ。
その博多らしさの原点とも言える存在が、**平地八寸名古屋帯(ひらじはっすんなごやおび)**です。
筑前織物では、伝統的な博多織の魅力を大切にしながら、織元ならではの技術と感性を活かした平地八寸名古屋帯づくりを行っています。
平地八寸名古屋帯とは
平地八寸名古屋帯は、博多織を代表する帯(織物組織)のひとつです。
特徴は、しっかりと織り込まれた平織りの地風。
締めやすく、緩みにくいという実用性を持ちながら、美しい織りの表情を楽しめます。
また、博多織は“帯を締めるための織物”とも言われ、キュッと締まる独特の締め心地は、多くの着物ファンに長年愛され続けています。
その中でも平地八寸名古屋帯は、まさに博多織の基本であり、原点とも言える存在です。

筑前織物のこだわり①
伝産マーク付きのものづくり
筑前織物では、平地八寸名古屋帯の中でも、品質にこだわった“伝産マーク付き”の作品を製作しています。
織りの打ち込み、風合い、締め心地。
一本一本を丁寧に確認しながら、博多織らしい帯づくりを追求しています。
長く愛用していただける帯だからこそ、見えない部分まで妥協せず、確かな品質を大切にしています。
筑前織物のこだわり②
一越に二回、緯糸を通す美しい耳
筑前織物の平地八寸名古屋帯には、織りの技術的なこだわりがあります。
それが、一越に対して二回緯糸(よこいと)を通す製法です。
この工程によって、帯の耳部分が非常に美しく仕上がります。
博多帯は、締めた時の美しさだけでなく、織りそのものの精度や完成度も大切な魅力の一つ。
細かな部分にまで職人の技術が込められています。

地元福岡の染屋さんとつくる色
色づくりにも、筑前織物のこだわりがあります。
染色は、地元福岡の専属の染屋さんへ依頼。
長年培ってきた信頼関係の中で、絶妙な色合いを表現しています。
深みのある色、やわらかなぼかし、現代的な配色。
糸の段階から細かく調整しながら、一本の帯として完成していきます。
整経ぼかしや捺染など、自由な発想のものづくり
筑前織物では、伝統だけにとらわれないものづくりも大切にしています。
デザインによっては、整経ぼかしを取り入れ、織りの中で自然なグラデーションを表現。
さらに、先染めの段階で捺染を行うなど、自由な発想から新しい表現を生み出しています。
「博多織らしさ」を大切にしながらも、現代の感性に合う帯を提案する。
それが、筑前織物の平地八寸名古屋帯です。

まず一本、博多織を選ぶなら
もし、まだ博多織をお持ちでないなら。
最初の一本として、平地八寸名古屋帯は非常におすすめです。
締めやすく、美しく、長く使える。
そして何より、織元ごとの個性や技術がしっかりと感じられる帯です。
筑前織物は、これからも博多織の原点を大切にしながら、新しい時代のものづくりに挑戦し続けてまいります。
お問い合わせ
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