博多人形×博多織「博多将棋」が誕生
この度、博多の伝統的工芸品「博多人形×博多織」がコラボレーションした、新たな作品「博多将棋」が完成しました。
このプロジェクトには、博多人形の宮永 誉 (みやなが ほまれ)氏と、筑前織物の丸本修司にて「今までになかったもの」作りたいというコンセプトから生まれた作品です。
プロジェクト背景には、福岡市伝統的工芸品振興委員会にて博多人形と博多織業界の若手スタッフによって新たな価値が創造できないか、次世代に向けた新商品開発が必要との背景から企画されました。お互いができること、業界の話、制作現場を見せてもらったりしながら、打ち合わせを重ねました。伝統工芸品同士近い業界ではありますが、じっくり話す機会は少なく、貴重な時間でした。

今回、将棋のコマは全て博多人形師の宮永 誉さんの丁寧な手仕事によってコマ一つ一つ制作しています。一個一個に味があり、博多人形独特の手触り感もあります。
将棋盤は、筑前織物(丸本)が担当し、企画設計を行いました。織物は、天然繊維であり伸び縮みがあり、直線を描くことが

難しいとされています。碁盤の線ができるだけキレイな直線になるように意匠図や織り方に工夫を重ねながら、装飾面では佐賀錦を使用し品のなる豪華さなどを演出させて頂きました。
今回のプロジェクトは、クラウドファンディング「Makuake」にて、応援購入できるようになっていました。(応募期間内に完売)
「博多将棋」はどこにもない逸品ものとして制作させて頂き、決して安くない応援購入金額でありましたが、応援いただき喜んで頂けた事と思っております。


筑前織物では、新しい試みに積極的に参加し新たな可能性を探しております。
ぜひ、コラボレーションやご興味ありましたら、お問合せくださいませ。
福岡市伝統的工芸品振興委員会について
福岡市、博多織工業組合、博多人形商工業協同組合で構成。博多織、博多人形の制作に係る技法の継承及び技術の向上を支援するとともに、消費者の認知度向上を図り、販売を拡大することを目的として設置
主な事業
・博多織、博多人形の東京新作展の開催
・博多人形与一賞展の開催(若手博多人形師の登竜門)
・その他
・博多織・博多人形のPR事業
・広報物の制作、広告、宣伝活動
・販路開拓
・伝統的な技法の継承や技術向上の促進