九州国立博物館・特別展『京都妙心寺』
12月26日、来年正月からの一般公開に先立ち、開会式及び内覧会が行われました。
このたび九州国立博物館におきまして、大本山妙心寺の開山・無相大師(関山慧玄禅師、(1277ー1360)六五〇年遠諱を記念する特別展「京都妙心寺 禅の至宝と九州・琉球」が開催されます。
京都・花園の妙心寺は建武4年(1337)に花園法皇(1297-1348)が自らの離宮を改めて禅寺としたことに始まる京都の名刹です。
現在では妙心寺派は臨済宗諸派で最大規模となるに至っています。
本展は、大本山妙心寺と塔頭が所蔵する至宝を通して、脈々と伝えられた関山禅の真髄に迫るとともに、これまでまとまって紹介されることのなかった九州・沖縄の近世禅文化を展観する初めての機会となります。 是非、ご覧になってはいかがでしょうか。