伝統工芸士について

筑前織物周船寺工場の伝統工芸士のご紹介。現在、筑前織物には伝統工芸士が3名います。

博多織を知り尽くした伝統工芸士の技術を現在若手スタッフが、後継者として意匠部門や機械保全スタッフとして、日々技術の習得に頑張ってくれています。

伝統工芸士 古賀勝幸

意匠部門の伝統工芸士として、特に組織に精通。組織を自由に操り、特に夏帯などのもじりを使った商品作りは定評があります。組織を生かした独特の色彩感覚によって、お客さまの喜ばれる博多織作りを心がけています。

履歴

昭和44年福絖織物(株)入社 ※現筑前織物

平成5年伝統工芸士認定 福絖織物工場長

平成6年新作博多帯展、内閣総理大臣賞受賞

平成7年新作博多帯展、通商産業大臣賞受賞

平成9年新作博多帯展、中小企業庁賞受賞

平成13年新作博多帯展、経済産業大臣賞受賞

平成18年新作博多帯展、九州経済産業局長賞受賞

平成16年博多織求評会、内閣総理大臣賞受賞 その他受賞

平成17年博多織求評会、内閣総理大臣賞受賞 その他受賞

平成19年博多織求評会、経済産業省製造産業局長賞受賞

平成20年博多織求評会、経済産業省製造産業局長賞受賞

平成22年博多織求評会、内閣総理大臣賞受賞 その他受賞

平成23年博多織求評会、内閣総理大臣賞受賞 その他受賞

平成25年博多織求評会、内閣総理大臣賞受賞 その他受賞

平成28年博多織求評会、内閣総理大臣賞受賞 その他受賞

平成29年博多織求評会、内閣総理大臣賞受賞 その他受賞

平成30年博多織求評会、内閣総理大臣賞受賞 その他受賞

受賞作品まとめ: https://chikuzen.co.jp/award-winning-works/

伝統工芸士 上石辰夫

意匠部門の伝統工芸士として、精密な意匠を得意とし豪華絢爛な袋帯や紋八寸など意匠を手掛ける。博多織業界の中でもここまで細かなデザインをしている作品はないというくらい精密な意匠を得意として、発想豊かに作品のアイディアにも個性を感じる。

履歴

昭和50年福絖織物(株)入社※現筑前織物

平成11年伝統工芸士認定

平成13年博多織求評会、通商産業大臣賞受賞

平成14年博多織求評会、経済産業大臣賞受賞

平成15年博多織求評会、内閣総理大臣賞受賞

平成17年博多織求評会、内閣総理大臣賞受賞

平成18年新作博多帯展、経済産業大臣賞受賞
博多織求評会、内閣総理大臣賞受賞

平成19年博多織求評会、内閣総理大臣賞受賞
博多織求評会、九州経済産業局長賞受賞

平成20年新作博多織展、九州経済産業局長賞受賞
博多織求評会、内閣総理大臣賞受賞

平成21年博多織求評会、内閣総理大臣賞受賞 その他受賞

平成21~30年博多織求評会 経済産業大臣省 文部科学大臣賞 その他受賞

令和元年博多織求評会、内閣総理大臣賞受賞 その他受賞

受賞作品まとめ: https://chikuzen.co.jp/award-winning-works/

伝統工芸士 古川美智生

製織部門の伝統工芸士。新しい感覚の織物の研究開発、特に手織は素材の研究をベースに手織ならではの織物に取り組んでいます。現在は、周船寺工場の現場監督として、機械の保全やメンテナンスなどに従事し、若手スタッフの後継者育成を行なっている。

昭和45年丸菱絹織物(株)入社

平成11年伝統工芸士認定

平成22年福絖織物(株)入社※現筑前織物

平成24年経済産業大臣賞受賞

 

筑前織物が70周年を迎え、今の筑前織物があるもの伝統工芸士の3名が支えてくれていたからこそです。

※福絖織物は筑前織物の100%子会社で筑前織物製造部門を担っていました。令和元年に親会社筑前織物と合併しましたので、筑前織物となりました。

受賞作品まとめ: https://chikuzen.co.jp/award-winning-works/

筑前織物周船寺工場:https://chikuzen.co.jp/susenji/

 

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