意匠について
工場見学で一番盛り上がるところの一つに、意匠部(デザインルーム)があります。
意匠部の役割といえば、帯や着物のデザインをして、配色を考えて、織物データ(組織)にへ変換することが主な仕事になります。
今回は、その中でも帯のデザインについて。
デザインと言っても、2種類あります。
一つが、京都を中心とした図案家さん(もちろん博多にもいます)が書いたデザインをもとに制作、カスタマイズするやり方と、デザイナー自らがデザインするやり方です。
図案家さんが書いたデザインをそのままデザインする場合もあれば、大きさやレイアウト、配色など、弊社の意匠部が臨機応変に変化して帯を作っていきます。
この場合、デザインのベースがあるため帯のイメージはしやすく、効率的に制作ができます。
その利点の一つに、デザインの段階で色がついていることです。
もう一つのやり方が、意匠部のデザイナーが一からデザインする方法です。
営業からの意見を聞きながら、鉛筆でデザインをはじめます。
コツコツと進めていくやり方にはなりますが、オリジナルな作品ができます。
またその場合、デザイン案の段階では色が逆についていません。
なぜかと言うと、本人の頭の中に色がついているからです。
どちらがいいか、悪いかではありませんが、どちらにしてもAIが自動的にデザインするものではなく、一人の職人さんがコツコツとデザインを進めていきます。
その作業を工場見学の際はご覧いただけます。
ぜひ、機会がありましたら筑前織物周船寺工場の見学にお越しくださいませ。
工場見学は、こちらへ https://chikuzen.co.jp/susenji/工場見学/
■□■───────────────────────────────────■□■
・貸会議室/展示会場:https://chikuzen.co.jp/rentalroom/
・FB: https://www.facebook.com/Hakataori.Chikuzen/
・インスタ: https://www.instagram.com/chikuzenorimono/
・本場筑前はかたもん(小物通販): http://chikuzen.jp
・筑前ぎゃらりぃ(博多人形): http://chikuzen-gallery.jp
■□■───────────────────────────────────■□■