博多織

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九州新幹線額装

九州新幹線「つばめ」新800系、博多織を乗せ鹿児島へ

 2011年春の九州新幹線鹿児島ルート全線開通に向け新型車両「つばめ新800系」の最初の1編成が22日、鹿児島中央駅での出発式の後、営業運転を開始しました。
客室を仕切る壁に金箔を張るなど、日本の伝統工芸を織り交ぜ「和風」の趣を強調した
内装デザインです。
「九州の工芸品、博多織・い草・久留米絣・鹿児島や宮崎産の木材等がふんだんに使用されていす」。
博多織では1号車運転席入口を三枚の博多織(額縁入り)で飾られています。
この作品は筑前織物で企画弊社製造部門の福絖織物で織り上げたもので、博多織求評会で
内閣総理大臣賞を受賞した作品をアレンジしたものです。
《作品名は「金銀鍍透彫華籠」(きんぎんとすかしぼりけこ) 華籠(けこ)とは仏教法要の際に散華する花びらを盛る器です。本器は、滋賀県・新照寺に伝来した(国宝)のひとつです。この華籠には優美な宝相華唐草文を透かし彫りにし全体には鍍金が、花の部分には鍍銀が施され、まばゆいばかりの装飾効果を上げています。この宝相華唐草文を博多織で表現いたしました。》
また、6号車には原田織物さんが制作した「平成献上柄」を額縁入りにして飾られています。
是非、「つばめ新800系」に乗車して下さい、一見の価値はあると思います。

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