9月6日(日):アート・ビジネスセミナーに参加しました。
このセミナーは福岡ビジネス創造センター主催によるもので、「アート・ビジネスの現場、アジアの
アーティストの活動から」と題して催されました。
セミナーの前に九州大学伊都キャンパスにある、マイケル・リンの壁画作品を見学し、会場である
福岡ビジネス創造センターまで運行するアートバスツアーに参加しました。
開始16:15
第1部:マイケル・リン氏(現代美術作家) 60分
第2部:長谷川祐子氏(東京都現代美術館チーフキュレーター) 40分
第3部:フリートーク 30分
進行役:帆足千恵氏(福岡市観光コンベンションビューロー 広報係長)
売れる芸術とは何なのか。芸術作品が流通する環境とはどんなものなのか。
今回は、福岡アジア美術館で1999年に開催された「第1回福岡アジア美術トリエンナーレ1999」以降、世界で大活躍することになり、ふたたび(フクトリ)に登場するアジアの現代美術作家マイケル・リン氏を迎えて、作品やプロジェクトの紹介、企業との共同作業、また世界で活躍するアーティストの立場から見たアート・ビジネスの状況について語っていただきました。
さらに、東京都現代美術館チーフキュレーター長谷川祐子氏を迎え、マイケル作品を含むアジアのアートの魅力を世界的視野から語っていただき、またアジアにおけるアートと企業との共同作業の事例とその社会的背景、そして福岡や、日本のアーティストが、アジアや世界で活躍するための展望などについて語っていただきました。マイケル・リンの壁画は博多織のモチーフと似たものを感じます。それらを踏まえ、日本やアジアにおけるアート・ビジネス発展のヒントを筑前織物も探りたいと考えています。