平八寸なごや帯「天道小道」
筑前織物の作品をご覧いただき、ありがとうございます。
筑前織物周船寺工場で勤務する職人さんによって制作された帯や着物、そしてモノ作りへの想いをご覧くださいませ。
◆作品名
平八寸なごや帯『天道小道』
◆特徴
・博多織らしい平織の作品。平織の特徴である経糸による色、柄の表現。帯地の表面は全て経糸。
・経糸には、大小二種類の糸を7000本以上使用。 緯糸には、あえて柔らかい糸を使用し、一越ごとに 二回織り込むこ とによって、しっかりとした帯となっています。
・先染めの糸を使用し、経糸表現のため、意匠部の経験とセンスが問われる作品です。経糸を先染めするため、やり直しがきかない一発勝負の作品です。
・柄の特徴
ヨルダン柄
「この帯は中東ヨルダン柄の民族衣装をモチーフにした柄になっている。」
葡萄唐草
「この帯に使用されている葡萄唐草は正倉院に由来する古典文様の一つとして広く親しまれている。」
宝相華唐草紋
「この帯の文様は平安から鎌倉時代の国宝といわれる金銀鍍透彫華籠に装飾文様として、使用された唐草文様である。」
天道小道~ヨルダン柄~
◆筑前織物周船寺工場について
・博多織業界最大クラスの規模であり、博多織で制作できる袋帯、佐賀錦、紋八寸、平八寸、男帯など、幅広く制作できる織元です。
・博多織工業組合主催の博多織求評会では、内閣総理大臣賞を最多受賞。
・伝統工芸士だけでなく、若手スタッフも多く在職し(20代から40代のスタッフが多い)、意匠部にも力を入れています。
・博多本社、京都支店、東京支店があり、最新のトレンド情報を意匠部にフィートバックしながら、「伝統と革新」をモットーに博多織制作に励んでいます。
・博多織を使ったコラボにもチャレンジ!
筑前織物YouTubeチャンネルにて、制作の様子をご覧いただけます、こちらをクリック!